コウボクの基本情報
【生薬の基となる動植鉱物と使用部分、加工方法】
ホウノキの樹皮を乾燥させたもの
【薬能・薬理効果】
利尿 健胃(胃を丈夫にする) 整腸(腸の働きを整える)
筋弛緩 去痰(気管にた溜まった痰を取り除く)
鎮嘔(嘔吐を鎮める) 燥湿(体から余分な水分を排出する)
【用途・特徴など】
コウボクには、体を温め緊張や痛みを緩和する薬効があります。服用の効能としては、暴飲暴食が原因で起こるお腹の張りや食欲不振の解消、便秘や下痢の改善、といった胃や腸の機能が弱っているのを補う効能が顕著で、また排尿を促し体内の余分な水分を排出する効能も認められます。
漢方豆知識 | コウボク
《異物同名 ~ 日・中・韓で異なる「コウボク」》
日本ではホウノキを用いるコウボクですが、中国では同じモクレン科のカラホウと呼ばれる植物をコウボクの原料として用います。これは、中国から日本に伝わる際、カラホウに良く似たホウノキが日本に自生していたためホウノキで代用したことが理由と考えられています。ちなみに韓国には原料にタブノキという植物を用いたコウボクが存在するそうで、このように同名の生薬でも国によって原料が異なるケースは少なからず見受けられます。
《「朴葉」 ~ 大きな葉っぱは食器として活用》
コウボクの元となるホウノキは、その大きな葉が特徴的です。ホオノキの葉は朴葉(ホオバ)と呼ばれ、大きくて丈夫なので古くは食器として活用されていました。殺菌作用があり火にも強いので、現在でも朴葉寿司や朴葉焼きといった郷土料理に使われており、その芳香は料理に絶妙なアクセントを加えるのに欠かせない存在となっています。
《「朴の実」 ~ 香りの良い実にも薬効が》
ホウノキの実は「朴の実(ほうのみ)」と呼ばれ、見た目はゴツゴツして触るのもためらわれるくらいなのですが、風邪や嘔吐に効く民間薬として利用されていました。とても香りが良いのが特徴です。
《加工しやすい材質が重宝されています》
成長が早く、その材質は緻密で狂いやヒビ割れの少ないホウノキは、加工が容易なため多くの木工品の材料に用いられてきました。古くは刀の鞘にも利用され、現在でも下駄、鉛筆、マッチの芯、オルガンのキー、彫刻、食器、などなど、様々な用途に活用されています。
コウボクを配合した薬用入浴剤の紹介
弊社は、下記の薬用・無添加の入浴剤にコウボクを配合しています。
「自然治癒力を高め体の内側から健康になる」という漢方の治療を目的に、お風呂の血行促進効果を高めることを追求した薬用入浴剤の効能を、ぜひ、お試し下さい。

